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研修の目的

日立CAPステークホルダー分析.jpgポーター氏もこう述べています。
「変革は自然には起こらない。特に成功していると言われる会社では、変革を何としてでも避けようとする勢力が働く」(『戦略と競争力インスティテュート』ハーバード大学)と。

この研修はGEで開発されたものですが、それは、
E(変革の効果)=Q(ソリューションの質)× A(人の受入れ)
つまり、どんなに優れたソリューションであっても、人々がそれを受け入れて行動しなければ何の効果も生まない、という教訓からきています。

ずばり、この研修の目的は・・・
関係者を巻き込み、変革を促進させる、そのスキルをもったリーダーを育てる
ということに尽きます。

研修の効果

日立CAPアクションプラン.jpg研修終了後に受講者が現場でこのスキルを活用することによって、以下のような効果が生まれます。

1. 変革へのベクトルがひとつになる
・共感の醸成を基盤に置くので組織が一つにまとまる
2. プロジェクトの進捗が早くなる
・反対を示している役員などを、中立または賛成に持っていくことによって進捗を早める
3. 新しいビジョンや行動指針が社員に浸透する
・無関心層も巻き込む必要がある場合、それが実現する
4. 新しい規則、制度、システムなどへの定着を早める
・組織統合や、新給与制度、新評価制度など、これまでとのギャップが大きく抵抗が強い場合、それを早くなくすことができる
たとえば、このケースも変革促進リーダーシップを応用したワークショップです。

内容

この研修がなぜ人気があるかと言うと、
一つ目が、社内の様々な変革に対して、抵抗を示す層が必ず存在する、ということを前提にしているという点です。
もっと言うと、「新しい変革への抵抗者=ダメなヤツら」という前提ではない、という点です。
ですから、いたずらに排除するなどの対処はとりません。
なぜなら彼らも変革の担い手になるかもしれないですし、
貴重な人材だからです。

二つ目が、研修の中身自体が面白いことです。
例えば、この人はなぜ反対しているんだろう?と考えます。
次にその原因をつぶしに行きます。そして対策を考えます。
ですから、時には「根回し」の話法を本気でみんなで作り上げることもあります。

三つ目が、自分の持っている変革案件を持ち寄って作業するので、研修を受講しながら実際の案件が進展することがあげられます。

研修は、GEのモジュールから不要なものを除き、更にコッター氏の変革促進の基本ステップをも考慮して、日本人が馴染みやすいように再構築したものです。
それぞれの変革ステップに対応したフレームワーク(ファシリテーションツール)を体験しながら、活用方法を学ぶことが出来ます